捜索手順
猫の捜索では、思ったより近場で発見される場合が多く、急激に遠距離移動はしません。ただ人目につきにくい場所で行動するため、発見されにくい場合があります。 猫の捜索では猫の目線になり、細かい場所を捜すミクロ的視野が必要です。
1.自分の目を使って、日頃行動している場所を現認し、名前の呼びかけを行う。
発情期等は、異性を追いかけるのに夢中になり自ら家に帰って来なかったり、家に帰る道に別の猫が侵入して帰れない場合等は、すぐ発見される場合もあります。
2.動物管理センターへの連絡
猫を保護した方からの通報がある場合に備えて連絡。警察や役所などに問い合わせて事故の確認も行ないます。
3.ポスター、チラシ作成
迷子ペット捜索の初期段階で最も必要な情報収集、移動方面の絞り込みに有効です。
ポスターの効力は、自分一人では補えない区域、時間帯を自分のかわりとなって協力して下さる人々の情報が得られる事。一ヶ所にとどまらずにポスターを残していく事により、広範囲の捜索を短時間で効率良く行なう事が可能になります。猫の捜索ではチラシの投函が有効です。
●写真を大きく文字を少なくし、文章より視覚で訴えるように作成する(第三者から見て文章が多過ぎると認識しにくく覚えにくい)。
●首輪の色や体の模様など、認識しやすい目立った特徴をシンプルに記載する。
ポスターサイズ B5〜A4
チラシサイズ B6〜A5
猫の場合、チラシで埋めた範囲より遠くへ移動した可能性を考えて、最大移動距離地帯に円形に貼るようにします。
ポスターの貼り方には、円形貼り(失踪地点を中心に全方向に向かい円形に貼る)、放射貼り(有力な情報のあった 場所を中心に全方向へ放射状に貼る)、部分貼り(人の集まる商店街や犬の散歩コース等情報が得られやすい場所を特定して貼る) の3つの方法が有効であり、地形、状況に応じて最も適した貼り方をします。
また、ポスターは、目線よりやや下にし、進行方向からみて正面になるように貼りましょう。
一日のポスター貼り枚数は約30枚を目標にし、猫で100枚ほど必要です。
チラシ作成
チラシには、ポスターを小さくした物、B6サイズかA5サイズにして使います。 猫の場合は、人が使う道はあまり利用せず、人目につかない塀の上や家の庭等を使い行動していますが、 何百軒もの家のすみずみまで確認する事は難しいので、チラシを投函する事により居住者に協力してもらいます。
チラシ投函を行なう場合、ただポストに投函するだけでなく見渡せる範囲で現認作業を行ないます。家と家のすき間、 塀の上、屋根、庭等、目線の高さを変化させながらチラシを投函していきます。
4.地図
まず、迷子ペットの捜索を行なう前に、地図で行動範囲の全体像をマクロ的な視野で把握しておく事が必要です。
捜索を行なった場所は地図に記入していき、均一に情報が行き渡るように作業を進めて行きます。
また、猫を見かけた場所やエサ場等、猫の集まっている場所も記入してゆきましょう。
地図上で地域全体の地形を見ながら、捜索方針をたてるためのマクロ的な視野と、実際に自分で体を使って動き、 少しずつ行動範囲内を埋めていきながら細かな作業を積み重ねていくミクロ的視野の両方が必要です。
行動範囲の狭い猫には、
住宅地図
を使います。
5.捜索方針の組立
飼育形態、季節、性格、性別、発情兆候、避妊、去勢等を分析し捜索方法を組立てます。
6.チラシの投函、ポスター貼り
チラシを投函しつつ自分の目で細かくチェックします。
7.収集した情報の確認
収集した街情報を検討し時間帯、目線を変えながら繰り返し現認作業を行ないます。
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