すぐに取りかかれるよう努めますが、捜索中やご予約でお待ちいただいている場合にはお断りさせていただくこともあります。 出張捜索に行けない場合でも、猫については他の動物と違って迷子になってもご自宅の近くにいることがほとんどですので、オンラインで飼い主さんがすぐに正しく捜しはじめるお手伝いをさせていただきます。詳しくはこちら
猫という「種」の捜索にはおさえておくべき基本的な手順があります。私たちは捜し方の基本をおさえつつも、あなたの猫という「個」で捜します。そのため最初にご自宅に伺い猫の性格、生活環境だけでなく、いなくなってからの日数、目撃情報など詳しくお聞きし、捜索カルテにまとめます。捜索カルテと現場周辺の状況から、今のあなたの猫の行動を予測し、最も効果的な捜索方針を組み立てます。猫の捜し方は100匹いたら100匹とも全部違います。それぞれの猫に最適化した捜索作業内容と発見経緯を、随時インスタグラムで公開していますのでご覧ください。
はい、私たちは飼い主さんと捜索の経過を共有しながら発見の可能性を高めていくよう努めています。例えば猫の捜索には、1軒ずつ表札の名前が記載されたゼンリンの住宅地図を使います。住宅地図なしに、計画的な捜索作業を行ったり、詳細な作業記録を残すことはできません。迷子チラシのポスティング範囲の記録だけでなく、迷子チラシをポスティングしながら得た目撃情報や見かけた野良猫の場所と外観、地域猫の餌場などの情報を住宅地図に書き込み、飼い主さんと共有いたしますし、ご要望があれば飼い主さんににお渡しいたします。
自分で、または自動車の荷台などに乗って遠くまで移動してしまった。誰かに拾われて飼われてしまった。事故などによる怪我または栄養状態や病気での衰弱をきっかけに、誰かに保護されてしまった。盗難。こうなると発見することが難しくなります。残念なことですが死亡していることもあります。
迷子チラシには、連絡先としてペットレスキューの名前と電話番号が記載されています。出張捜索の継続的なご依頼がなくても、寄せられた目撃情報は飼い主さんにお伝えさせていただきます。
1日で見つからなかった場合次いつ来てもらえるか不安、遠方で何回も出張捜索に来てもらうと旅費がたいへんと飼い主さんがご心配される場合は、連続した日にちでの捜索も調整しますのでご相談ください。
例えば、3日間の出張捜索をご依頼いただき、初日に保護できた場合、使わなかった残り2日分の作業料金、宿泊費はご返金いたします。
例えば自宅の周囲半径300mを捜すにしても、飼い主さんだけで朝昼晩くまなく捜し続けるのはほぼ不可能です。そこで地域の方にも気にかけていただけるよう迷子チラシを全戸にポスティングします。猫や犬の飼育世帯割合は約2割。以前猫を飼っていた方も含めるともっと多くの世帯の方が気にしてくださることが期待できます。猫が動けば誰かの目にとまります。捜索エリアに迷子チラシの網を張ることで、発見の可能性が格段に高まります。
メールアドレスしか記載がないと、メールを使っていない方からの連絡がもらえません。電話番号を記載されることを強くお勧めします。また若い方の中には電話をかけることが苦手な方もおられるので、電話番号とメールアドレスを併記することをお勧めします。
室内飼いの猫は、逃げ出しても遠くに行かないことがほとんどですが、他の猫に追われたり、安心して隠れることができる場所を求めて移動してしまうこともあります。自宅の周囲半径100mをくまなく捜しながら、猫が遠くに移動してしまわないよう、周囲半径300mに迷子チラシをポスティングして目撃情報を募ります。日数が経過し目撃情報がない場合や、自由外出の猫で行動範囲が広い場合は、さらに捜索範囲を広げなければなりませんが、例えば周囲半径1,000m全戸に個人でポスティングをするのは現実的ではありませんので、迷子チラシを貼ることや、お手伝いを依頼することもあわせてご検討ください。
住宅地であれば、半径300mの範囲にポスティングするのに、およそ1,000枚の迷子チラシが必要になります。 ご自宅の周囲半径300mにおよそ何世帯あるかはポスティング業者さまのサイトなどからお調べいただくこともできます。
ポスティングは迷子チラシを郵便受けに入れることだけが目的ではありません。ポスティングをしながら、敷地内を覗いたり、住民の方にお話を聞いたり、野良猫や地域猫の餌場を確認し、捜している猫が潜んでいそうな場所に見当をつけていきます。ポスティング中に見つかることもよくあります。
迷子チラシをポスティングしながら得た目撃情報や見かけた野良猫の場所と外観、地域猫の餌場などの情報を住宅地図に書き込み、俯瞰した目で捜索状況を把握できるようにします。迷子チラシのポスティングに住宅地図は必須です。
住宅地図を見ながら、ブロックごとに右回りに(または左回りのいずれかに決めて)ポスティングしていきます。ひとつのブロックが完了したら、次のブロックに移動します。この方法が一番歩く距離が短く、漏れがおきません。ひとつのブロックのポスティングが完了したら、住宅地図に完了の印を書き込みます。 詳しくは、犬猫SNS「ドコノコ」「迷子猫捜しマニュアル 」26ページをご参照ください。
ゼンリンが販売する、地名と1軒ずつ表札の名前が記載された白地図です。日本全国が網羅されており、横約610m×縦約380mのエリアがA3サイズに記載されています。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンにあるマルチコピー機を操作して必要なエリアを選択し、プリントアウトします。A3 カラー 1枚 400円(税込)。捜索範囲が A3 1枚で収まらない場合は、範囲をずらして印刷して貼り合わせ、大きな地図を作ります。
ゼンリン住宅地図プリントサービス
迷子チラシのポスティングには1,000枚あたりおよそ8時間かかります。 ポスティングは郵便受けに迷子チラシを入れるだけでなく、聞き込みや目視をしながら行うことで見つかる可能性が高まりますので、 飼い主さんとご家族で行うのが最も望ましいです。時間的にそれが難しい場合は、以下の順番で代案をご検討ください。
迷子チラシを人目につく場所に貼ると、地域の方にながく気にとめていただけるため目撃情報が集まる可能性が高まります。
・人が滞留する場所(スーバー、コンビニ、大通り、公園、橋)
・猫を飼う人が訪れる場所 (動物病院、ペットサロン、ペット用品ショップ)
迷子チラシは通行人が歩いているときに見えやすい向きに、目の高さに貼ります。
※ 壁や電柱に迷子チラシを貼る場合は所有者の許可を必ず取ってください。
電話がかかってきたら、猫の特徴、目撃日時、目撃場所、目撃したときの様子、どこからどこへ向かって行ったかを聞き取ります。写真がある場合は SMS などで送ってもらいます。電話をくださった方の名前や連絡先を聞き、こちらからも連絡させてもらえるようお願いします。目撃情報のあった場所にできるだけ早く行き、捜している猫の可能性が高い場合は、その付近を集中的に捜索します。 再度迷子チラシのポスティング、聞き込み、自分の目による確認、餌付け、トレイルカメラの設置、捕獲器を仕掛けるなどの作業を行います。
メールでのお問い合わせ petrescue@live.jp